これを書いているヒト

2011年7月23日土曜日

Androidは電子書籍の夢をみるか

せっかくOptimus padを買ったので、マガストアで雑誌を2冊買ってみた。


Think! No.38 ―ソーシャルメディアインパクトThink! No.38 ―ソーシャルメディアインパクト

東洋経済新報社 2011-07-15
売り上げランキング : 9054

Amazonで詳しく見る by G-Tools

マガストアではこちら

PRESIDENT (プレジデント) 2011年 8/1号 [雑誌]PRESIDENT (プレジデント) 2011年 8/1号 [雑誌]

プレジデント社 2011-07-11
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る by G-Tools


マガストアではこちら

Think!の方は「Lite版」と銘打っていて、「リアル雑誌となにが違うんだろ?」と思っていたら、配信されているのがほぼ”ソーシャルメディア インパクト”の特集部分だけで、連載記事は配信されていなかった。
最後に、案内があって
「Think!電子Lite版」のご購入を機に、ぜひ「Think!」もご一読ください。
えっ、立ち位置逆じゃない?というか、電子書籍気に入ったからリアル雑誌を買おうかなあとか思う人いるんだろうか。

どうせだったらこうあってほしい電子書籍

・決済がクレジットカードって、未成年にはツラい。プリペイドなりなにか別の決済方法が欲しいところ

・「紙の媒体を配信方法だけ変えました」より、せっかくなんだから電子媒体でしかできない表現が欲しい。この際だから「紙媒体と電子配信雑誌は別!」くらいの割り切ってほしいなあ。

・さすがにカラーを多用しているだけあって、ファイルサイズもデカイんでしょうが、ダウンロードに時間がかかる。まかり間違えても3G回線とかは使えないな。

まだまだ難があるコンテンツのダウンロード

マガストアのコンテンツ配信のベースはヤッパが担当している。(電通とヤッパ、国内初のAndroid OS対応の電子雑誌書店「MAGASTORE」アプリを開発

ここの配信システムはプログレッシブダウンロード型というもの。データを分割してダウンロード、しかも読み手の挙動にあわせてくれるから、ページを飛ばして読みたい時もそちらを優先してくれるので、タイムラグによるストレスが比較的低くなる.....はずなんだけど、ココで落とし穴。

クライアントの書き出し処理が間に合わなくて、画面がブラックアウトのままのケースがでてくる

最初、わけわからなくてダウンロード時にファイル破損でも起こしたかと思ったんですけど。

プログレッシブダウンロード型
  • ”ダウンロードしたページ”
  • ”ディテールの浅い(目の粗い)データをダウンロードしたページ”
  • ”まだダウンロードしていないページ”
の3段階で配信することで、待ち時間を短縮には成功したみたいですが、”ディテールの浅い(目の粗い)データをダウンロードしたページ”状態がけっこう長かったりする。これは端末の方の進化を待つしかないんでしょうか...ね。

購入・管理がしやすい

それでも毎月大量に書籍・雑誌を買って、併読している身としてはひとつの端末にコンテンツが収まるというのは魅力です。(毎日かばんに2.3冊いれて通勤しているのも、珍しいやつかもしれませんが。)読み終わっても場所は取らないし、「自炊」する手間ひまもかからないしね。
マガストアに関して言えば、一度ダウンロードが済んでしまえば、オフラインでも閲覧可能です。


使ってみての感想

電子配信ならではの画期的な進化を遂げてほしいなあ。扱う記事の内容は変わらなくても、紙媒体とは別の進化があってもいいよね、と思った次第でした。


では、また。

【参考】日経NETWORK 2011年7月号 ネットワークから見た電子書籍の仕組み









0 コメント :

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...