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2012年9月11日火曜日

どうしたらAndroidを安全に使えるの? パーミッションから考える

photo credit: Johan Larsson via photo pin cc

このキーワードでココにたどり着く人が多いので、まだ私の中でも方針が決まっていないのだけれど、わかる範疇の事を書いておきます。

問い合わせの多いパーミッション1
電話/通話(PHONE_CALLS)
携帯のステータス IDの読み取り、端末ステータスの変更、発信の傍受

こんなの書かれたら、やっぱりビビリますわな(ーー゛) いったい何する気じゃい。

このパーミッションの中身には3つあってその中のREAD_PHONE_STATE(携帯のステータス IDの読み取り)が広告機能に使われているのですよ。
いい悪いは別として、Android ID,IMEI,IMSIでユーザーを識別して、ついでに位置情報を取得しピンポイントで広告を表示させる、と。その仕組の中でひとくくりにPHONE_CALLSという扱いにされているもんだから”発信の傍受”なんて説明がおまけについてくる。

ただ、アプリのほうも親切じゃないのは確かで、機能を使うときポップアップで”今から〇〇のパーミッションをつかって〇〇します”ぐらい表示してくれれば、そんなに不安がる人もいないと思うのね。
もちろんホントに悪さする目的でPHONE_CALLS使う輩もいるだろうしね。

ただ、無料アプリで広告表記させますと謳っているアプリの多くはこのパーミッションを使わざるを得ないので、無料アプリダウンロードするときは、広告するのにいるんだなくらいに思っておいて。

なので、ユーザーとしてはGoogle Play以外でアプリはインストールしない。マメにアプリ情報サイトでマルウエアの情報をチェックする。で、大体は大丈夫でしょう。ついでに完ぺきじゃないけど、アンチウィルスソフトは導入しておくこと。

以上。
では、また。

【参考】
AndroidManifest.xml の permission一覧
スマートフォンのセキュリティ(参考:広告機能) PDF

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