これを書いているヒト

2012年10月31日水曜日

きれいな姿勢、きれいなカラダ

photo credit: Kate Dreyer via photopin cc

”背筋を伸ばし、きれいな姿勢を保ちましょう”なんてことはよく言われることだけど、わたし常々思っていたんです。「人間は姿勢が崩れていたほうが楽に感じるのはなぜだろう」

楽な姿勢でいるとどんどんカラダが歪んでいくなんてヘンじゃない?筋肉が引き攣れてイタイとか思ったらほっといても正しい姿勢とるよねえ。なんて下らないこと考えながら街なかのヒトを観察してました。以下はフィールドワークの結果w




スマホをいじっている男性

アタマを前に倒して、前に出すぎた頭を支えるために背中が後傾
その背を支えるためにお腹が前にせり出てたり。
今度はその出たお腹を支えるのに、片足前に出してつっかえ棒にしてる。

背骨を立ててアゴを軽く引いた状態で画面を眺めようとすると、腕を頭の位置まで上げなきゃならないから、姿勢を正すときっと二の腕が死ぬんじゃないかと(/≧◇≦\)



重いカバンを持った女性

荷物が背中側に来てるので、重さを支えるために肩が前のめりの内向きでちょっと猫背気味。ヒール履いているから更に前傾に拍車がかかってる。骨盤前傾してるから、膝と腰に負担がぁ(T_T)









オフィスのデスクで

アタマを前に倒しすぎて、背骨がアタマの重さを支えきれずに肩や首に異常な緊張を強いている。骨盤を立てて、あごを引いた状態の視線の先にモニタがあれば、もう少し楽になれるかも







他にも、腹筋背筋の力が弱くてイスに浅く腰掛けて背もたれによりかかりすぎてるヒトとか.....

不自然な姿勢のバランスを取ろうとして、結局ヒトのカラダは歪んでく!?

どうもアンバランスにかかった負荷を、カラダは無意識の内に一生懸命バランスとろうとしているように見えるのね。で、結局筋肉に緊張がかかりすぎて気がついたら、足腰、関節に痛みがでると。

カラダの微妙なバランス感覚と、弱くなっている部分の補強に運動が必要

自分のカラダのセンサーが磨かれていないと、姿勢が崩れているなんて自覚できなかったりするもの。実際、うつ伏せ寝になって「真っ直ぐな姿勢にしてみてください」というと、見事なまでに左右に傾いたりして、自分の感覚ってあてにならないなあと思うことしきり(これ、やってみてください。きっと斜めに寝てる自分が観察できるから)

正しい姿勢を保つにはバランス感覚を磨く運動をして、姿勢が正しいか自覚するセンサーを鍛えること。
あと筋力は弱いところがどんどん楽しようとして、まわりに負担をかけていくから、弱いところを補強する筋力トレーニングが必要だよね、と思った次第でした。

では、また。










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