これを書いているヒト

2012年11月25日日曜日

めんどうなニッポンの電子書籍プラットフォーム


photo credit: 0olong via photopin cc

ほっとくと一ヶ月ぐらいで上の写真のように、床に平積みの本が山になるようなワタシみたいな人間には電子書籍&Tablet ってありがたい存在なんですが、複数台持ちがアダになってめんどうなことに。

まず、扱ってる本や雑誌ごとにプラットフォーム(App)がまちまちなのは、いまのところしょーがないとして、OSのVerUpで使えないものがちらほら。

Android 4.2になってダメになったの



使えないことはないんだけど、フォントレイアウトが崩れて読みにくくなった。
(最近アプデがあって、解消された。今のところ問題なし)




My本棚にログインできなくなった。Android4.2非対応の案内があったからホントにこっちはダメかも。


2台登録不可




Nexusを登録しようとしたら、すでに登録済のデバイスがあるからダメだって。

ワタシみたいなのはこういうのネタにも仕事にも使えるし、「まあOptimusがあるからいいか」とおもえるけど、ふつーに考えたらユーザー頭くるよねえ。

なので、電子書籍を安全に使いたいなら今のところKindleということで。端末の都合で急に読めなくなったりするのは困るよね。

なんでオライリーみたいにDRM FreeでPDFやePubで売ってくれないんだろ(→ココ

出版社は本を読み手にきちんと届けるのがお仕事で、権利と覇権を主張して流通を妨げるもんじゃないよねえ。
最近は本売れないみたいだから、もうどうでもいいのかな。

では、また。

【関連記事】
なぜ日本は「電子書籍の墓場」なのか(上)
阻害要因にDRMや著作隣接権とか。わからなくはないけど読者のことは全無視みたいなとこが出版社には多いのかな。いいモノだったら売れるはずだ、でふんずまりになったとこなんていっぱいあるのに。

日本に電子書籍が来るのはまだまだ時間がかかる気がする。
”(日本は)便利すぎて、ネットが普及してない気がします”
たしかに。 同じ国内で時差が生じるくらいひろーいところと、マーケットを一緒に考えちゃいけないよね。それはそれで幸せなことなのかな。なら海外マーケットをターゲットにした日本の出版プラットフォームをつくって文化を配信、とかいう方向のほうがいいのかも。




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