これを書いているヒト

2014年4月9日水曜日

なぜユーザーが「XPを利用している」とWEBサーバ管理者は知ることができるのか

XPのサポート終了でMSもセキュリティベンダも再三再四「XPはネットにつなぐな」と言っているのはなんで?と思っているユーザーもいるかなー、ということでメモしておきます。

インターネットでWEBサービスを使うときに、UserAgentというのをユーザーはサーバーに送るようになっています。


ユーザー エージェント文字列 (Windows)








そこにはブラウザは何を使って、OSは何を使っているかというものが表記されています。XPだとWindows NT 5.1とかでしょうか。
わざわざ攻撃を仕掛けにいかなくてもユーザーエージェントにWindows NT 5.1とあるPCに対して発動する攻撃をサーバに組んでおけばOK。
(このあたりはOSにかぎらず...ですけどね)

ピンとこない人のためにちょっと引用


NetAgent Official Blog : WindowsXPが残ってしまった 明日からどう守るべきか
■ WindowsXPでインターネットにアクセスしてはいけない  もしWindowsXPでインターネットにアクセスすると、相手のサーバーや広告会社、世界各国に広がる広告ネットワークにその組織はWind ...




■ WindowsXPでインターネットにアクセスしてはいけない
 もしWindowsXPでインターネットにアクセスすると、相手のサーバーや広告会社、世界各国に広がる広告ネットワークにその組織はWindowsXPが残っていることを知らしてしまうことになる。WindowsXPユーザ向けに広告なども打てるわけなので、WindowsXPユーザ向けに攻撃コード入りの広告を打つことも可能である。WindowsXPをつかっている組織向けに、標的型攻撃メールを打つということも有効な攻撃手段となりうる。 

と、いうことでXPでネットにつなぐのは、攻撃者にしてみたら「カモがネギしょってやってきた」みたいなものなので避けてくださいね。

では、また。


ユーザーエージェントを更に詳しく知りたい人に

ユーザー エージェント文字列を理解する

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