これを書いているヒト

2014年5月3日土曜日

書を愛して狂う者曰く、“文豪は常に我らと共に” 『文豪ストレイドッグス』4巻

と、いうわけで(何が)文豪ストレイドッグス4巻です。


文豪ストレイドッグス 04 (角川コミックス・エース 437-4)文豪ストレイドッグス 04 (角川コミックス・エース 437-4)
朝霧 カフカ 春河35

KADOKAWA 2014-04-03
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探偵社に泉鏡花ちゃんも加わり、この先にあるであろうポートマフィアとの全面対決(というか森鴎外×エリスちゃん vs 福沢諭吉×鏡花ちゃんのおぢさん&ロリータ対決になりそうな予感+(0゚・∀・) + ワクテカ +)も楽しみな展開ですが、
只今
県立神奈川近代文学館の太宰治展(2014/4/5〜5/25)とコラボ中w(詳しくはコチラ
 (何を薮から棒に)
文豪ストレイドックスを持って行くともれなく缶バッチもらえます。(なくなり次第終了)展示会会場には複製原画やパネルの展示コーナーもあるみたいよん。

4巻は宮沢賢治クンの隠れた能力wのハナシや外国の異能力集団「ギルド」の長フィッツジェラルドが乗り込んできたり、ポートマフィアの首領の正体が明かされたり...なんですが各章のタイトルも小技が効いてるというか、なんというか…..。

第13話 有頂天探偵社 →有頂天家族(森見 登美彦作の小説のタイトル)
第14話 彼女には向かない職業 →女には向かない職業(原題 An Unsitable Job for a Woman)
第15話・第16話 たえまなく過去へ押し戻されながら
→ So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past 
だからこそ前に進んで行くのだ、流れに立ち向かうボートのように、たえまなく過去へ押し戻されながらも(小説『グレートギャッツビー』から引用)

こまかーいところにキャラクターへの愛があるというか、よっぽど文学を愛してるのね、とかストーリーとは別に、こういうおもしろさがあるのもこの作品の魅力でしょうか。

連休中の方も多いと思いますので、ぜひマンガを持って文学館までどぞ。

では、また。

イベントについての詳しいことは下記リンクで

神奈川近代文学館/(公財)神奈川文学振興会|生誕105年 太宰治展-語りかける言葉-

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